メディア報道について
ツイッターで「ニュース番組内でコメントは要らないから事実のみを伝えてほしい」というつぶやきを見ました。
「コメントを入れているのはニュースではなくワイドショーだ」なんて野暮なツッコミはしませんけれど、ニュースが伝えている事実も事実であって事実ではない仮想の現実なんですよね。
例えばですけれど、生中継をしていたらそれは事実しか報道していないということになるのでしょうか。生中継であろうとカメラは固定されており、映らない部分や意図的に隠している部分があるかもしれませんし、音楽による気分誘導、文脈効果によって同じ映像であっても前後のカットによって印象が異なってくるなどということは往々にしてあります。
1951年にラング夫妻がマッカーサーのパレードを対象に行った研究があります。テレビ中継されたパレードでは、人々が拍手でマッカーサーを迎え、熱狂的でドラマティックなパレードであったそうです。しかし、現場の31か所に研究員を配置して観察したところ、見物人の多くは静かで、パレードが通り過ぎるとすぐに解散してしまうなど、それほど熱狂的なものではなかったということでした。この実験から「カメラが映す部分」と「映さない部分」が存在し、それによって人々は全く正反対の印象を受ける様子が分かります。
例え生中継であっても、スタジオの意向でカメラのセッティング、BGM、アナウンスなどは決められ、それに沿った形で中継が行われるため、メディアが現実をありのまま報道しているということではないです。また、中継以外の新聞やニュース番組でも文字数や時間の制限から、情報は絞って提示されています。メディア報道は(テレビ、新聞に限らず、ネットなども含み)必ず誰かの視点で現実を再構成したものであって、現実そのものではないんですよね。
このような「メディアが作った世界観+その世界観を信じている環境」のことをW.リップマンは『疑似環境』という言葉で表現しています。なんだかゲティア問題みたい。
疑似環境の最も分かりやすい例としては、大本営発表を信じていた第二次世界大戦中の日本ですね。国民は負けていることに気がつかなかったそうです。
戦争中は情報統制が厳しくなるため、公の情報や、都合のいい情報のみが認可されるなど、報道の自由度が下がります。報道の自由度が下がると、ただでさえ遠い現実からさらに遠ざかることになるため、様々なメディアからそれぞれの立場で報道できるというのはとても重要であるということがわかります。
報道を見る側もステレオタイプによって情報の選択を行っている~という話も書こうと思ったのですが、座っていると前立腺炎が痛むので今日はここまでにしておきます。気が向いたら続きを書きます。
「コメントを入れているのはニュースではなくワイドショーだ」なんて野暮なツッコミはしませんけれど、ニュースが伝えている事実も事実であって事実ではない仮想の現実なんですよね。
例えばですけれど、生中継をしていたらそれは事実しか報道していないということになるのでしょうか。生中継であろうとカメラは固定されており、映らない部分や意図的に隠している部分があるかもしれませんし、音楽による気分誘導、文脈効果によって同じ映像であっても前後のカットによって印象が異なってくるなどということは往々にしてあります。
1951年にラング夫妻がマッカーサーのパレードを対象に行った研究があります。テレビ中継されたパレードでは、人々が拍手でマッカーサーを迎え、熱狂的でドラマティックなパレードであったそうです。しかし、現場の31か所に研究員を配置して観察したところ、見物人の多くは静かで、パレードが通り過ぎるとすぐに解散してしまうなど、それほど熱狂的なものではなかったということでした。この実験から「カメラが映す部分」と「映さない部分」が存在し、それによって人々は全く正反対の印象を受ける様子が分かります。
例え生中継であっても、スタジオの意向でカメラのセッティング、BGM、アナウンスなどは決められ、それに沿った形で中継が行われるため、メディアが現実をありのまま報道しているということではないです。また、中継以外の新聞やニュース番組でも文字数や時間の制限から、情報は絞って提示されています。メディア報道は(テレビ、新聞に限らず、ネットなども含み)必ず誰かの視点で現実を再構成したものであって、現実そのものではないんですよね。
『私たちはみんなイメージの世界の中を生きている』この言葉は私たちがスタジオで作られた世界観の中で生きているというメディア報道の特徴を分かりやすく端的に表現しています。
内山節「新・幸福論」より
このような「メディアが作った世界観+その世界観を信じている環境」のことをW.リップマンは『疑似環境』という言葉で表現しています。なんだかゲティア問題みたい。
疑似環境の最も分かりやすい例としては、大本営発表を信じていた第二次世界大戦中の日本ですね。国民は負けていることに気がつかなかったそうです。
戦争中は情報統制が厳しくなるため、公の情報や、都合のいい情報のみが認可されるなど、報道の自由度が下がります。報道の自由度が下がると、ただでさえ遠い現実からさらに遠ざかることになるため、様々なメディアからそれぞれの立場で報道できるというのはとても重要であるということがわかります。
報道を見る側もステレオタイプによって情報の選択を行っている~という話も書こうと思ったのですが、座っていると前立腺炎が痛むので今日はここまでにしておきます。気が向いたら続きを書きます。
前立腺炎
一部の症例は前立腺の細菌感染が原因であり,より頻度の高い他の一群の症例では,非感染性の炎症因子,尿生殖隔膜筋の攣縮,またはその両方に起因するが,まだ十分に解明されていない。診断は臨床的に行い,前立腺マッサージの前後に採取した尿検体の鏡検および培養も併用する。原因が細菌性の場合,治療は抗菌薬による。原因が非細菌性の場合,治療は温坐浴,筋弛緩薬,抗炎症薬,または抗不安薬による。[MSDマニュアルより]
という病気です。
普段病気とか扱わないブログでわざわざ前立腺炎を取り上げるくらいです。
何かあったと考えるのが筋でしょう。
そうです。前立腺炎になりました。
ここ何ヶ月か普通に生活していただけでも鼠蹊部に違和感を感じていて、
最初は猫を乗せてて筋でも痛めたかな~とか甘く見ていたんですけど、
「イカガワシイコト シテタンジャナイカー??」と思われるかも知れませんが、
お医者様曰く「生活習慣見直そうか」と一言。
性病とか細菌の検査もしたのですが、
どれも陰性なので生活習慣の方が主要因のようです。
そりゃあGWはカレーと麺ばかり食べて酒飲んでたらそう言われますよね......
加えて曲がりなりにも自分は学生。
講義受けたり本を読んだりレポート書いたりで座っている時間もそこそこあり、
最近は就活のストレスとかも感じているので要因に含まれると考えられます。許さんぞ御社。
......近いうちに円座クッションを買いに行こうと思います。猫に取られないといいなぁ。
ゴールデンウィーク後半
前回はGW前半についてブログ書いたので、今回はGWの後半について
前半に引き続きカレー欲が続いていたり、文学フリマに行ったり車の運転練習とかしていました。
画像をポンポンポンとアップしていきます
ここも近所のお店ですので、名前は伏せさせてもらいます。
以前は完全なスポーツバー? 的な趣きで、店の中央にはテーブル・フットボールの卓が2,3台出されていたのですが、ターゲットを子供連れに変えたのか店の半分が託児施設のようになり、座るタイプの低いテーブルが2台になっていました。おまけに壁も鏡張りになっていたのでヨガ教室とかができそうなレイアウトに変更されていました。インド人もびっくりな劇的ビフォーアフター。
写真はマトンカレー、ライス、サラダ、ナン、ソフトドリンクで1000円のディナー。
ここのマトンカレーは玉ねぎの辛さが前面に出ていて、なかなか刺激的でした。
米の粒が細長いのでインディカ米系列でしょうか。
一緒に頼んだククリラムのジンジャーエール割り
アルコールを頼むとパパドついてくるのはインドカレー屋では普通なんですかね。
文学フリマにも行ってきました。
ヱスノメソトロジー研究会さんの会誌
まだすべてに目は通せていないですが……
ひのまる呉服店さんの宇宙世紀の統計学マニュアル
ガンダムが題材として扱われているので、めちゃくちゃわかりやすかったです。
カレーの話題に戻って、
中野にあるアジアンスターのワンコインランチ
多分タイ料理屋がインド系の料理も扱っているみたいなお店だったので、チキンカレーがさらさらでタイカレーのような味でした。
ワンコインでナンお代わりOKだからなかなかお得。
またまたカレーの話題から逸れて、
なんちゃって油そば
醤油、焼き肉のたれ(辛口)、ごま油を大匙一杯ずつ
お酢、ラー油を大匙半分ずつ
卵黄一個
で、確かに油そばっぽくなった。おいしい。
こうやってまとめてみると食生活偏ってるなぁ~
これ以外にもパスタ作って食べてたりするので、体調には気を使わないとダメかもしれません
前半に引き続きカレー欲が続いていたり、文学フリマに行ったり車の運転練習とかしていました。
画像をポンポンポンとアップしていきます
ここも近所のお店ですので、名前は伏せさせてもらいます。
以前は完全なスポーツバー? 的な趣きで、店の中央にはテーブル・フットボールの卓が2,3台出されていたのですが、ターゲットを子供連れに変えたのか店の半分が託児施設のようになり、座るタイプの低いテーブルが2台になっていました。おまけに壁も鏡張りになっていたのでヨガ教室とかができそうなレイアウトに変更されていました。インド人もびっくりな劇的ビフォーアフター。
写真はマトンカレー、ライス、サラダ、ナン、ソフトドリンクで1000円のディナー。
ここのマトンカレーは玉ねぎの辛さが前面に出ていて、なかなか刺激的でした。
米の粒が細長いのでインディカ米系列でしょうか。
一緒に頼んだククリラムのジンジャーエール割り
アルコールを頼むとパパドついてくるのはインドカレー屋では普通なんですかね。
文学フリマにも行ってきました。
ヱスノメソトロジー研究会さんの会誌
まだすべてに目は通せていないですが……
ひのまる呉服店さんの宇宙世紀の統計学マニュアル
ガンダムが題材として扱われているので、めちゃくちゃわかりやすかったです。
カレーの話題に戻って、
中野にあるアジアンスターのワンコインランチ
多分タイ料理屋がインド系の料理も扱っているみたいなお店だったので、チキンカレーがさらさらでタイカレーのような味でした。
ワンコインでナンお代わりOKだからなかなかお得。
またまたカレーの話題から逸れて、
なんちゃって油そば
リュウジ@第5刷決定「やみつきバズレシピ」発売中!@ore825引用ツイートを参考にして、僕は世界の真理に気づいてしまった
2018/04/24 19:30:31
丼に醤油と焼肉のタレとごま油大さじ1ずつ酢大さじ半分、味の素1つまみと茹でた麺1玉入れ混ぜ卵黄と葱乗せるだけで超旨い油そばになるなんて
好みで焼豚、メンマ、ラー油、胡椒、マヨ入れると尚旨いだな… https://t.co/dRp5OoMsd6
醤油、焼き肉のたれ(辛口)、ごま油を大匙一杯ずつ
お酢、ラー油を大匙半分ずつ
卵黄一個
で、確かに油そばっぽくなった。おいしい。
こうやってまとめてみると食生活偏ってるなぁ~
これ以外にもパスタ作って食べてたりするので、体調には気を使わないとダメかもしれません
ゴールデンウィーク前半
ゴールデンウィークですね
ここ最近カレー食べたい欲が異常なレベルで出ていて、ゴールデンウィークのゴールドはターメリックの色なんじゃないかと錯覚してしまいそうです。
ということで何件か行ってきました。
ここは近所なので店名は伏せます。
ナン、ライス、カレー2種類、チキンティッカ、サラダ、アイスで1000円くらい。
ナン、ライスはお代わり自由。
下のほうにあるパパドはククリラムのジンジャーエール割りを頼んだらついてきました。
パパドは塩気があるのでお酒に合いますね。今度はネパールビールとかも頼んでみようと思います。
インスタっぽい感じに加工されてます
本郷3丁目にある「インド・ネパール・アジアン料理&BAR マリカ」って店です。
こっちもインスタっぽい加工
スペシャルランチ¥1,100
ナン、ライス(サフランっぽい)、カレー2種類、サラダ、チキンティッカ、ヨーグルト
ここのカレーは他のお店よりさっぱりしているので、ナンと食べるよりも砕いたパパドをライスにかけてカレーと一緒に食べたほうがおいしかったです。南インドのミールスみたいな感じ(食べ方についてはリンク先参照)。
上のツイートを昨晩見たので、今日はほんとビリヤニを食べるために新高円寺駅近くの「インド・ネパールレストラン サラムナマステ」まで行ってきました。
店外観 駅から5分も歩かないくらい駅近な店舗
ほんとチキンビリヤニ 1200円+ドリンク300円
料理単体としてみたらちょっと割高なんですけど、まぁビリヤニのプロ?が作るとなれば納得の値段です。盛り付けがチキンの顔になっているの可愛いですよね。
食べ進めると中から骨付きチキンが!
そんなに辛くないし、ライタ(ヨーグルトとマヨネーズなどを混ぜたもの)をかけて食べるとまた味が変わっておいしかったので、ぜひサラムナマステさんへ。ツイッターも面白いしオススメ。
ここ最近カレー食べたい欲が異常なレベルで出ていて、ゴールデンウィークのゴールドはターメリックの色なんじゃないかと錯覚してしまいそうです。
ということで何件か行ってきました。
ここは近所なので店名は伏せます。
ナン、ライス、カレー2種類、チキンティッカ、サラダ、アイスで1000円くらい。
ナン、ライスはお代わり自由。
下のほうにあるパパドはククリラムのジンジャーエール割りを頼んだらついてきました。
パパドは塩気があるのでお酒に合いますね。今度はネパールビールとかも頼んでみようと思います。
インスタっぽい感じに加工されてます
本郷3丁目にある「インド・ネパール・アジアン料理&BAR マリカ」って店です。
こっちもインスタっぽい加工
スペシャルランチ¥1,100
ナン、ライス(サフランっぽい)、カレー2種類、サラダ、チキンティッカ、ヨーグルト
ここのカレーは他のお店よりさっぱりしているので、ナンと食べるよりも砕いたパパドをライスにかけてカレーと一緒に食べたほうがおいしかったです。南インドのミールスみたいな感じ(食べ方についてはリンク先参照)。
本格ネパール・インド料理 サラムナマステ(Salam Namaste)新高円寺本店(公式)@salamnamaste01【だいじニュース】5/4ほんとチキンビリヤニについて
2018/05/03 18:42:13
・ゲストシェフ(ほんばネパールからもってきたビリヤニプロ)つくる
・13:00ごていきょう
・せんちゃく20にんさま(いまから5/3 23:00まで、5/4 10:00-10:… https://t.co/GGBLexbGEm
上のツイートを昨晩見たので、今日はほんとビリヤニを食べるために新高円寺駅近くの「インド・ネパールレストラン サラムナマステ」まで行ってきました。
店外観 駅から5分も歩かないくらい駅近な店舗
ほんとチキンビリヤニ 1200円+ドリンク300円
料理単体としてみたらちょっと割高なんですけど、まぁビリヤニのプロ?が作るとなれば納得の値段です。盛り付けがチキンの顔になっているの可愛いですよね。
食べ進めると中から骨付きチキンが!
そんなに辛くないし、ライタ(ヨーグルトとマヨネーズなどを混ぜたもの)をかけて食べるとまた味が変わっておいしかったので、ぜひサラムナマステさんへ。ツイッターも面白いしオススメ。
ダーリン・イン・ザ・フランキス展に行ってきました
ダリフラ展
3月30日に有楽町マルイで行われていたダーリン・イン・ザ・フランキス展に行ってきました。
とりあえず馬鹿みたいに写真撮ってきてしまったのでポンポン貼っていきます
今見返すとこのシルエットがヒロを食べようとしているのは伏線だったんですよね
ゼロツーの設定資料
EDの絵コンテと原画
かわいい
ストレリチア立体模型と設定資料
コックピット内全部原画なんですね
ここからキルラキル↓
キルラキル1話の絵コンテ
ダリフラと違ってこの勢いある感じがいいですね
ひたすらマコの設定資料
確か他のキャラより多かった
アイコンにしたいレベル
蒲郡苛 大解剖
我心解放GSKHって後ろに書いてあるの初めて気づきました
これを更新しているのが4月23日なのでほぼ一か月前の話ですし、公式曰くパート2のクライマックスを迎えるなど物語もかなり進んでしまいました……ヒロがゼロツーと仲直りできたようでよかった……
ラストは一緒に展示されていたキルラキル、グレンラガン、あの花と同じようにお別れエンドですかね……
有楽町駅前で飲んだ八海山の“よろしく千萬あるべし”という焼酎を使ったハイボール『よろしくハイボール』。八海山のスッキリさがあってなかなかおいしかった。
3月30日に有楽町マルイで行われていたダーリン・イン・ザ・フランキス展に行ってきました。
とりあえず馬鹿みたいに写真撮ってきてしまったのでポンポン貼っていきます
今見返すとこのシルエットがヒロを食べようとしているのは伏線だったんですよね
ゼロツーの設定資料
EDの絵コンテと原画
かわいい
ストレリチア立体模型と設定資料
コックピット内全部原画なんですね
ここからキルラキル↓
キルラキル1話の絵コンテ
ダリフラと違ってこの勢いある感じがいいですね
ひたすらマコの設定資料
確か他のキャラより多かった
アイコンにしたいレベル
蒲郡苛 大解剖
我心解放GSKHって後ろに書いてあるの初めて気づきました
これを更新しているのが4月23日なのでほぼ一か月前の話ですし、公式曰くパート2のクライマックスを迎えるなど物語もかなり進んでしまいました……ヒロがゼロツーと仲直りできたようでよかった……
ラストは一緒に展示されていたキルラキル、グレンラガン、あの花と同じようにお別れエンドですかね……
有楽町駅前で飲んだ八海山の“よろしく千萬あるべし”という焼酎を使ったハイボール『よろしくハイボール』。八海山のスッキリさがあってなかなかおいしかった。
ダーリンインザフランキス
少し遅れてダーリンインザフランキスの11話まで観ました。
この手のディストピア系アニメは久々に観た気がします。
TRIGGERとA-1 picturesの共同制作のオリジナルものなので期待大(というかすでに期待以上?)って感じです。
考察……とまでは言えませんが、つらつらと書いていきたいと思います。
ストーリー
──新たなエネルギー「マグマ燃料」を手に入れ、移動要塞都市に移り住むようになった人類は正体不明の敵「叫竜」に対抗するために男女二人乗りロボット兵器「フランキス」を開発する。そのパイロット「パラサイト」としてだけ育成されたコドモたちの物語
冒頭のモノローグや移動要塞都市の中での出来事から、両性具有(雌雄同体)が完全な存在とされているようですが、セクハラやパートナー(結婚相手に近い)といった慣習や要塞都市以外の街や生活跡(本とかポスターの紙媒体が残っているのは描写されている)は完全には消え去っておらず、めちゃくちゃ気が遠くなるほど未来というわけでもなさそうです。
両性具有(雌雄同体)が完全視されている(錬金術の世界かよ)ためなのか、コドモ(なぜかカタカナ表記。動物の名称のように区分するためか?)たちは思春期でありながら性的知識や男女の交わりなどという文化を理解しておらず、コドモからオトナへの成長というのも夢であるかのように描かれていることから、現代でいう文学や保健体育などの文化・教育は存在しないんでしょうね。ゼロツー(ポスター中央上部の赤い角付き)という一石によってそれぞれが他者に対して特別な感情を抱くようになったのですけれど、感情表現が幼かったり、家族的感情と恋愛感情を混同していたり、語彙がない(そもそも第13プランテーションでは該当する言葉自体が存在しない)ために表現しきれなかったりで観ているこちらとしてはもどかしさがありますけどいいですよね~同質の者同士が集まって特に波風の少なかった環境に異分子が紛れ込んで自らに疑問を持ったりする「この子を救いたい」系のロボットアニメによくみられる描写~
追記(2018/03/29)
両翼の翼≒他者の存在(自己とは別の存在があること)によって自らが証明される、男がいるから女がいる。また逆も然り。みたいな感じなのかな。
制服の赤い部分は染色体をモチーフにしていますね。
XY染色体⇒オス、XX染色体⇒メス
染色体となるとロゴのXXも何かあるのかなぁとか考えちゃいます。
あとは赤と青から動脈静脈、人間の血液の赤と叫竜の血液の青とか。
追記(2018/03/29)
染色体XX→メス
青と赤→叫竜と人間
XX=ゼロツー
ピスティル(ここではめしべではなく、フランキスパイロットの女性の呼称)の戦闘服は白無垢がモチーフですかね。
ピスティルとステイメン(男性パイロットの呼称。英語でおしべ)からも分かるように用語が花と鳥関係する名前からよく取られています。
↑ストレリチア(極楽鳥花)
↑デルフィニウム(大飛燕草)
↑アルジェンティア(鶏頭)
↑ジェニスタ(金雀枝)
↑クロロフィッツ(折鶴蘭)
それぞれ花(英名や学術名)と鳥(和名)に関わる名称がつけられています。
ゼロツーがはちみつばかりを食べていたのもおしべ・めしべの受粉に対して、ゼロツーというどこからかやってきた鳥が花の蜜(≒黄血球?)を吸い取るとかの暗示なんですかね。ゼロツーのパートナーになったステイメンが「吸い取られる」とか表現していたのも花が関係している?
人類統治機関APEの人たちや要塞都市の住民はすべて仮面を着用しているのですが、APEではサル(APEだし…)をモチーフにしていて、住民の仮面に色や表情がないのは、それぞれが他者の存在を必要としない完全な存在(生物的なものかはわからないが)になって表情やそのほかのコミュニケーションを必要としなくなったということからですかね。
とまぁ色々と考えられますが、このへんの伏線がすべて回収されたわけではないので2クール目で色々明らかになってほしいところです。
いやぁ~思想的な背景まで描かれているSFはいいですね。
この手のディストピア系アニメは久々に観た気がします。
TRIGGERとA-1 picturesの共同制作のオリジナルものなので期待大(というかすでに期待以上?)って感じです。
考察……とまでは言えませんが、つらつらと書いていきたいと思います。
ストーリー
──新たなエネルギー「マグマ燃料」を手に入れ、移動要塞都市に移り住むようになった人類は正体不明の敵「叫竜」に対抗するために男女二人乗りロボット兵器「フランキス」を開発する。そのパイロット「パラサイト」としてだけ育成されたコドモたちの物語
冒頭のモノローグや移動要塞都市の中での出来事から、両性具有(雌雄同体)が完全な存在とされているようですが、セクハラやパートナー(結婚相手に近い)といった慣習や要塞都市以外の街や生活跡(本とかポスターの紙媒体が残っているのは描写されている)は完全には消え去っておらず、めちゃくちゃ気が遠くなるほど未来というわけでもなさそうです。
両性具有(雌雄同体)が完全視されている(錬金術の世界かよ)ためなのか、コドモ(なぜかカタカナ表記。動物の名称のように区分するためか?)たちは思春期でありながら性的知識や男女の交わりなどという文化を理解しておらず、コドモからオトナへの成長というのも夢であるかのように描かれていることから、現代でいう文学や保健体育などの文化・教育は存在しないんでしょうね。ゼロツー(ポスター中央上部の赤い角付き)という一石によってそれぞれが他者に対して特別な感情を抱くようになったのですけれど、感情表現が幼かったり、家族的感情と恋愛感情を混同していたり、語彙がない(そもそも第13プランテーションでは該当する言葉自体が存在しない)ために表現しきれなかったりで観ているこちらとしてはもどかしさがありますけどいいですよね~同質の者同士が集まって特に波風の少なかった環境に異分子が紛れ込んで自らに疑問を持ったりする「この子を救いたい」系のロボットアニメによくみられる描写~
追記(2018/03/29)
両翼の翼≒他者の存在(自己とは別の存在があること)によって自らが証明される、男がいるから女がいる。また逆も然り。みたいな感じなのかな。
制服の赤い部分は染色体をモチーフにしていますね。
XY染色体⇒オス、XX染色体⇒メス
染色体となるとロゴのXXも何かあるのかなぁとか考えちゃいます。
あとは赤と青から動脈静脈、人間の血液の赤と叫竜の血液の青とか。
追記(2018/03/29)
染色体XX→メス
青と赤→叫竜と人間
XX=ゼロツー
ピスティル(ここではめしべではなく、フランキスパイロットの女性の呼称)の戦闘服は白無垢がモチーフですかね。
ピスティルとステイメン(男性パイロットの呼称。英語でおしべ)からも分かるように用語が花と鳥関係する名前からよく取られています。
↑ストレリチア(極楽鳥花)
↑デルフィニウム(大飛燕草)
↑アルジェンティア(鶏頭)
↑ジェニスタ(金雀枝)
↑クロロフィッツ(折鶴蘭)
それぞれ花(英名や学術名)と鳥(和名)に関わる名称がつけられています。
ゼロツーがはちみつばかりを食べていたのもおしべ・めしべの受粉に対して、ゼロツーというどこからかやってきた鳥が花の蜜(≒黄血球?)を吸い取るとかの暗示なんですかね。ゼロツーのパートナーになったステイメンが「吸い取られる」とか表現していたのも花が関係している?
人類統治機関APEの人たちや要塞都市の住民はすべて仮面を着用しているのですが、APEではサル(APEだし…)をモチーフにしていて、住民の仮面に色や表情がないのは、それぞれが他者の存在を必要としない完全な存在(生物的なものかはわからないが)になって表情やそのほかのコミュニケーションを必要としなくなったということからですかね。
とまぁ色々と考えられますが、このへんの伏線がすべて回収されたわけではないので2クール目で色々明らかになってほしいところです。
いやぁ~思想的な背景まで描かれているSFはいいですね。