革命的悪文日記

ネコに飼われている学生が悪文で色々書いています

ゲバラTシャツ

資本家の犬となるため、日夜説明会に参加しては履歴書を書く日々を送っています。

そんなこんなで今日は説明会後に大学の後輩に会う機会がありました。
後輩氏は短期語学留学でイギリス行ったり中国行ったりしてじっとすることを知らないタイプで、ついこの間もキューバに短期で行っていたそうです。
そのお土産で現地で売っているゲバラのTシャツをもらって興奮したことがあったのでブログにまとめます。
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もらっておきながらアレですが、いかにもお土産屋に売っていそうなTシャツです。


"HECHO EN CUBA"
これ何が興奮するってタグにスペイン語でMade In Cubaを意味するHECHO EN CUBAって書いてあるんですよ。現地生産

ざっくりとしたキューバの歴史
キューバの産業
元々キューバはスペインの植民地で主な産業としてはサトウキビ生産と一部たばこ、つまり砂糖生産が主な産業だったのですが、砂糖産業がスペイン人によってプランテーション事業という形でキューバ全土に広がった結果、モノカルチャー化によってサトウキビ収穫期以外は収入が無く、多くの国民が貧困という構造が出来上がったんですよ。
スペインからアメリカへ
19世紀のそんな状況でホセ=マルティーを筆頭にキューバの独立を目指していた矢先、アメリカ=スペイン戦争(1898年)が勃発。結果はアメリカの勝利に終わり、スペイン撤退に乗じてキューバも独立(1902年)・・・・・・は一応できたのですが、今度はアメリカが乗り込んできて、キューバはアメリカの保護国と化します。
傀儡独裁者と世界恐慌
アメリカの保護国となったキューバは米資本によるモノカルチャーにさらに依存するようになりました。そこに世界恐慌による打撃。国民はさらに貧困にあえぐようになり、独立の機運が高まり、時の政権を倒すのですが、アメリカはこれを機にキューバ軍部のバティスタを政治家に押し上げ、親米政権を樹立。バティスタは軍や警察を用いて独裁者となり、米資本との結びつきによる利益を独占して腐敗していった━━━━

━━━━そして立ち上がる二人の青年。それがフィデル・カストロチェ・ゲバラ



うろ覚えなので間違っている部分もままあるとは思いますが、すごーくざっくりとしたアウトラインはこんな感じです。

プランテーションによるモノカルチャー化がキューバ革命につながる因子ではあったのですが、お土産のTシャツのタグには "HECHO EN CUBA" (Made In Cuba)、砂糖やたばこの生産だけでなく、その他の物も生産できるようになったのかぁ~と現地に行ったこともないし見たこともない日本人が勝手に感動しています。








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まぁクオリティーに関しては御愛嬌ということで・・・



どうでもいいんですけどゲバラのデザインって大概このデザイン or 同じ構図でシルエット風のものしか見たことないのですが、ほかにないんですね?