革命的悪文日記

ネコに飼われている学生が悪文で色々書いています

バーフバリ ~王を称えよ~

バーフバリ 伝説誕生
バーフバリ 王の凱旋


先日この2部作を日本語吹き替え版で見ました。




いやぁ~~

とてもよかった!


元々インド映画的ハッピーエンドな作品はとても好きなのですが、
これはとてもとてもとてもいいですね。スッキリする。
真の王の姿に酔いしれてワイヤーアクションもすごいしスカッとする。



インド映画について
(自分も聞きかじった話だったり記憶違いがあるかもしれませんので悪しからず)
まぁ一言でインド映画といっても様々な人種、言語の人がいるインド。
公用語であるヒンディー語(インドの中部北部で主に使われるらしい)だけでなく、ほかの言語を使用する人たちもインドにはいるそうです。(Wiki調べ)


そんな市場ですから様々な映画圏が発生してもおかしくはありません。


と大きな映画圏がありまして、このバーフバリはテルグ語で制作されたトリウッド映画です。

そして言語の壁があっては商いは成り立たない、ということで言葉がなくても伝わるシンプルなストーリーがインド映画には多いそうです。確かに今まで見た数本も割とシンプルな構成だったな……




バーフバリ ストーリー
ストーリーと言ってもわざわざ上のほうに

【ネタバレ注意!!】

とか仰々しく書くほどでもないストーリー紹介をします。


運命に導かれた少年シヴドゥーが恋に落ち、
自身の出生の秘密を知り巨大な悪と戦う


……ストーリーはこんな感じですっごいシンプルなんですよ。




言葉がなくても伝わる。誰にでもわかる。さすが他民族多言語インドの映画。


こんなシンプルなストーリーなのになぜこれほどまでに絶賛されるのか?

それはこの役者がすごいとかキャラクターが生きているとかいろいろ言われているのですが、
自分はこの映画の演出とアクションに秘密があるのではないかと考えています。

この映画、しつこいんじゃないかって位にアクションの前に歩むテンポが遅くなります。遅くなったら「あ、このあと何かあるんだな」とか「決め技が来るんだな」みたいに視聴者に期待させるんですよね。例えば水戸黄門が出てきたら印籠を掲げるとか、スーパー戦隊シリーズで敵が大きくなったらヒーロー側のロボットが登場するみたいな。モーションから次に来るカットに身構えさせるって言えばいいんですかね~そういう様式美のようなものを作中で作りあげて多用している。そんな感じがしました。
あと風ですね。キャラのアップや決めシーンの前には必ず風が吹く。恋に落ちたシーンなんてこれでもかこれでもかと風が吹いてバーフバリ(親子共に)の髪が揺らいでデーヴァセーナやアヴァンティカのアップカットに移る。そして彼女らのカットでも風が吹いて髪が揺らぐ……。これもまた様式美のようなものなのかなぁ?


全然まとまってないんですけど、バーフバリ、とてもよかったです。

興味があればこちらにアクセス↓

『バーフバリ 王の凱旋』公式サイト


バーフバリ 伝説誕生 [Blu-ray]
プラバース
株式会社ツイン
2017-07-05



バーフバリ2 王の凱旋 [Blu-ray]
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2018-02-21




あと劇中歌というのがとても良いです。
映画を見た後に興味が湧けばGoogle playテルグ語版(日本語吹き替えでもこのバージョン)を購入してください。購入実績があれば日本でもディスクやOSTが発売されるかもしれません。

伝説誕生の劇中歌

王の凱旋の劇中歌

日本ではGoogle playでしかテルグ語版は手に入らないようです。頑張れiTunes

JukeBoxでも聞けますので、そちらも参考に
Baahubali - The Beginning Jukebox | Prabhas, Anushka Shetty, Rana,Tamannaah Bhatia | M M Keeravani


Baahubali - The Conclusion Jukebox | Bahubali 2 Jukebox | Prabhas,Rana,Anushka Shetty,SS Rajamouli