革命的悪文日記

ネコに飼われている学生が悪文で色々書いています

理詰めの医療行為

就職活動が解禁されてセミナーや説明会の日々が続いております。


基本的に電車で移動するのですが、
電車に乗っている全員が健康な人というわけではなく、
中には体調不良でその場に倒れてしまう人もいます。

説明会中に体調不良で倒れてしまうという就活生もいました。

もちろん大学にも電車で通学しているのですが、
通学時間帯の問題なのか目の前で人が倒れる場面に遭遇したことは一度もなかったんですよね。

大学や高校などで応急処置等は一応学んでいたのですが、
いざ自分が倒れた人を目の前にすると体が動かなかったです。
それが人の命に対して責任を負えないという責任回避からなのか、
「誰かが助けるだろう」という集団心理的なものなのかはわかりません。
がしかし、事実自分は動くことができませんでした。


ただシャツのボタンやネクタイを緩めたり、スマホからメディカルデータをチェックしたり、周囲の人たちと共に安全な場所まで移動させたり……


――たったそれだけの行為が授業内では行えても現実場面ではなかなかその通りには動けません。

理詰めのセオリーだけあってもそれは現場じゃ何も役立たない

そんなことをここ1週間余りで実感しました。