革命的悪文日記

ネコに飼われている学生が悪文で色々書いています

北朝鮮と米国の勝利条件に関しての考察

昨晩、というか今日の明け方にも更新したのですが、
現在も一触即発の状況ですね。
これを書いている最中に北朝鮮はパレードを開始したようですし。
朝日新聞 日経 産経新聞


米国、北朝鮮の勝利条件について一晩考えてみました。
北朝鮮の目的は北主導による朝鮮半島の南北統一もありますが、
軍事力を用いた国際社会での地位向上であると考えられます。 
ミサイルが一発でも攻撃目標を破壊することができれば、
国際社会は「あの軍事力は口だけじゃなかったのか……」
と見る目が変わると思います。 
そこで早期講話が北朝鮮の生き残る道、勝利条件ではないでしょうか?
さすがに北朝鮮が世界の覇権を握る……なんてことは不可能でしょうし。


米国の目的は軍事的優位、国力を世界に見せつけて、
改めて世界の覇権を握ることにあるかのように考えられます。 
米国は核実験・ミサイル攻撃が行われた場合でなければ国際社会からの批判もあり、
攻撃を開始することは出来ず、防戦が主軸になります。
また、同盟国である日本、韓国に被害が出た場合、米国に対する軍事的信用は失墜。
打破するためには、先制攻撃による無力化もしくは
攻撃をすべて防ぎ、航空戦力による無力化ではないかと愚考します。
どちらも短期間で雌雄を決することができなければ
ベトナム戦争(教科書でしか知らないんですけどね)のような
泥沼に突入してしまうのではないでしょうか?


北朝鮮は攻撃成功が勝利条件であるのに対して、
米国は短期間での北朝鮮制圧が条件であるのはなかなかに厳しいのではないでしょうか。




軍事を少しかじっただけのトーシロなので、
専門家とかからしたら全然頓珍漢なことを言っているかもしれませんが……


軍事学入門
かや書房
1999-06