近況報告
暑いっす。毎日毎日暑いっす。ネコたちも常時でろーんとしています。
自分もネコたちも溶けてメルトダウンしそうなので家では24時間体制でクーラー使用しています。来月の電気代が怖いです。
電気料金が怖い怖いと言いつつ来月の中ごろに入院(一週間ちょっとの予定)することになりました。24時間クーラーが効いてるはず。診断は複雑性痔瘻という痔瘻の発展系だそうです。ザクに対するグフ的な位置づけです。別の病院では前立腺炎だと言われていたのですが、違和感が痛みに変わってきたのでセカンドオピニオンを求めて地域の大きな病院に行きました。皮膚に穴が開いていたことから一発で痔瘻と診断されました。前の医者は何を見ていたんでしょうか。
そんなこんなで検査やら診察やらで時間は取られるし財布はどんどん薄くなっていく……。自己負担額は3割程度ですが、検査だけで1万円近く飛んでいきます。朝から病院に入り浸っている老人は負担額1割とか2割で羨ましい限りです。
代議士の先生方は現役世代の自己負担額をもっと減らしてくれてもいいんじゃないでしょうか。まぁこれ以上予算増やすとなると厳しいんでしょうけれど、もっと楽になりたい。というか健康を維持したい。あっ、維持できてなかったから入院するんだ……
うーん、孫子の兵法をまとめ終わるのはいつになることやら。参考のためにジョミニの戦争概論も買ったのに。病室にPC持ち込みが可能そうだったらそこでやりたいけど、複数人部屋だし難しいだろうなぁ。
ダーリン・イン・ザ・フランキス 感想
ご無沙汰しております。ごりゃーときんです。
今日は孫子ではなくダーリン・イン・ザ・フランキスの感想的なサムシングを。
ダリフラァ! なんだあの終わり方は!
1万年と2千年前から愛してたってか!!!!
視聴者が求めていたのは熱いバトルなんだよ!!
覚醒してVIRMを倒したのはいいけど、倒し方もっと何かあったでしょう!!
赤くなったストレリチアとかあったじゃん!!
半年使ってあの終わり方は鉄血の再来だよ!!
あの終わり方には納得いっておりません。20話くらいまでめっちゃよかったのに風呂敷を広げすぎて伏線回収して切れてない感が否めないっす。
大きくなったゼロツー(ストレリチア・真・アパス)の中にヒロが乗ってやっとタイトルのダーリン・イン・ザ・フランキスを回収したのはいいんですけど、あのデザイン(ウエディングドレスにブーケは分かるんですけど顔は……)と時間経過、どうにかならなかったんですかね…確かに地球でココロの出産があったりアイ(ミツルとココロの子供)がゼロツーと交信イベントがあるとは言え、いきなり2年が経過してたりするのは笑います。あとみんなが石化したゼロツーと手をつないで空に向かって念じているシーンはどうみてもベントラーベントラー。UFOでも呼ぶのかと。
ラストバトル後のVIRMの提案では、「肉体は魂の牢獄」というプラトンの言葉を仏教的に解釈し、魂を生も死も苦しみもない境地へ誘った(阿弥陀如来のようなあらゆるものの救済)にも関わらず、それを拒否してヒロとゼロツーは輪廻転生をして生老病死愛別離苦怨憎会苦求不得苦五蘊盛苦の四苦八苦の道を選んだのは、仏(のような存在によって)救済されるよりも人間の愛の力のほうが勝る(=二人でなら苦難を乗り越えられる)ということだったのでしょうかね。
臨別殷勤重寄詞、詞中有誓兩心知
別れに際し、ていねいに重ねて言葉を寄せた。その中に、王と彼女の二人だけにわかる誓いの言葉があった。
七月七日長生殿、夜半無人私語時
それは七月七日の長生殿、誰もいない真夜中に親しく語り合った時の言葉だった。
在天願作比翼鳥、在地願爲連理枝
天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝となりましょう、と。
天長地久有時盡、此恨綿綿無盡期
天地は悠久といえどもいつかは尽きることもある。でもこの悲しみは綿々と続いて尽きる時はこないだろう。
からですね。最終回も7月7日の真夜中だったし。
長恨歌の解説はこちらから
戦国時代、宋の国の大臣・韓凭(かんひょう)と夫人の何氏は仲睦まじい夫婦であった。ところが、酒色に溺れ非道であった宋の国王・康王は、何氏の美貌が気に入り、韓凭を監禁してしまった。
何氏は密かに夫に手紙を書き、「雨が降り続き、川の水かさが深くなっています。出かける時は気をつけてください」と記した。ところが、この手紙は康王の手中に落ち、夫の元には届かなかった。実は、これは何氏の絶命詩で、「出かける時は気をつけてください」(原文:日出当心)は、自ら命を絶つ覚悟を表していたのである。果たして、何氏は、康王に付き添って出かけた際に高台から飛び降りて自殺した。一方、夫の韓凭も間もなく愛する妻のために命を絶った。
康王は激怒し、この二人を同じお墓には入れず、わざとすぐそばに別々に埋葬した。お互いがすぐそばにいるにもかかわらず、いつまでも一緒になれない辛さを味わわせるためであった。ところが、なんと数日後には二つのお墓から木が生え、枝と葉が抱き合うように絡み合い、根もつながってからみついた。そして、その木の上ではつがいの鳥が何とも物悲しい声でさえずりあっていたのである。
比翼の鳥に始まって連理の枝(桜の樹)で終わり、二人は輪廻転生を得て次の物語へ――
うーん、何とも言えない終わり方です。序盤からすごく考えられていた世界観だったのに、宇宙に行ったあたりから世界観が薄っぺらくなって「生まれ変わっても一緒だよ」エンドはなんだかすごくもったいない感じがしてしまいます……
孫子の兵法①
就活戦線で売れ残っているごりゃーときんです。
学生の六割五分が内定持ちってどういうことですか。
自分はNNTで内々定ではなくノー内定ですからね。
全くヤダヤダって感じです。
孔子ですら就職できなかったのに内定出ている人って何ですかね。
面接で「軍事学を実務場面に応用していました」と話すと人事の方々はよく食いつきます。
自分は大学で軍事学を専門に勉強していたわけではないのですが、古代中国の思想に触れており、その中でも孫武の思想を実務場面に転用していた経験は結構役立っていたので面接でよく話します。
紀元前770年から紀元前221年に秦の国が中国を統一するまで、当時の中国は小国が乱立する春秋戦国時代と呼ばれており、大小さまざまな戦が各地で繰り広げられていました。そのような戦乱の中で様々な戦術が工夫され、戦術・戦略のスペシャリスト、戦争コンサルタントが登場しました。それが兵家と呼ばれる集団です。中でも有名だったのが先ほど名前を挙げた孫武でした。孫武は呉の国の王に仕えながら、『孫子』という兵法書をまとめました。中国の思想家って就職浪人続ける人もいるのにこの人は定職についててすごいっすよね。自分も早く内定ほしい。
『孫子』の内容は十三篇に分かれており、
第一の計篇は戦争決定について
第二の作戦篇は戦争準備について
第三の謀攻篇は謀略による攻撃
これらが総説となります。
第四の形篇は攻守の態勢について
第五の勢篇は態勢から生じる勢いについて
第六の虚実篇は戦争の主導性について
これらが戦争の一般的な構造、戦術原論となっており、第七以下の軍争、九変、行軍、地形、九地、火攻、用間は各論となっています。
孫武の思想は、
- 好戦的ではない
戦争を国家の一大事であるとし、戦わず勝つことを至上としている。 - 現実主義的
個人の才能ではなく組織全体の運用を重視し、感情や倫理よりも実利を至上としている。
この2点が孫武の思想の特徴とされており、現代の軍事行動だけでなくビジネスシーンにも影響を与えています。
ちょっといい機会なので読書の練習も兼ねて何回かで『孫子』をまとめていこうかなと思います。
ブログを移行しました
メディア報道について
「コメントを入れているのはニュースではなくワイドショーだ」なんて野暮なツッコミはしませんけれど、ニュースが伝えている事実も事実であって事実ではない仮想の現実なんですよね。
例えばですけれど、生中継をしていたらそれは事実しか報道していないということになるのでしょうか。生中継であろうとカメラは固定されており、映らない部分や意図的に隠している部分があるかもしれませんし、音楽による気分誘導、文脈効果によって同じ映像であっても前後のカットによって印象が異なってくるなどということは往々にしてあります。
1951年にラング夫妻がマッカーサーのパレードを対象に行った研究があります。テレビ中継されたパレードでは、人々が拍手でマッカーサーを迎え、熱狂的でドラマティックなパレードであったそうです。しかし、現場の31か所に研究員を配置して観察したところ、見物人の多くは静かで、パレードが通り過ぎるとすぐに解散してしまうなど、それほど熱狂的なものではなかったということでした。この実験から「カメラが映す部分」と「映さない部分」が存在し、それによって人々は全く正反対の印象を受ける様子が分かります。
例え生中継であっても、スタジオの意向でカメラのセッティング、BGM、アナウンスなどは決められ、それに沿った形で中継が行われるため、メディアが現実をありのまま報道しているということではないです。また、中継以外の新聞やニュース番組でも文字数や時間の制限から、情報は絞って提示されています。メディア報道は(テレビ、新聞に限らず、ネットなども含み)必ず誰かの視点で現実を再構成したものであって、現実そのものではないんですよね。
『私たちはみんなイメージの世界の中を生きている』この言葉は私たちがスタジオで作られた世界観の中で生きているというメディア報道の特徴を分かりやすく端的に表現しています。
内山節「新・幸福論」より
このような「メディアが作った世界観+その世界観を信じている環境」のことをW.リップマンは『疑似環境』という言葉で表現しています。なんだかゲティア問題みたい。
疑似環境の最も分かりやすい例としては、大本営発表を信じていた第二次世界大戦中の日本ですね。国民は負けていることに気がつかなかったそうです。
戦争中は情報統制が厳しくなるため、公の情報や、都合のいい情報のみが認可されるなど、報道の自由度が下がります。報道の自由度が下がると、ただでさえ遠い現実からさらに遠ざかることになるため、様々なメディアからそれぞれの立場で報道できるというのはとても重要であるということがわかります。
報道を見る側もステレオタイプによって情報の選択を行っている~という話も書こうと思ったのですが、座っていると前立腺炎が痛むので今日はここまでにしておきます。気が向いたら続きを書きます。
前立腺炎
一部の症例は前立腺の細菌感染が原因であり,より頻度の高い他の一群の症例では,非感染性の炎症因子,尿生殖隔膜筋の攣縮,またはその両方に起因するが,まだ十分に解明されていない。診断は臨床的に行い,前立腺マッサージの前後に採取した尿検体の鏡検および培養も併用する。原因が細菌性の場合,治療は抗菌薬による。原因が非細菌性の場合,治療は温坐浴,筋弛緩薬,抗炎症薬,または抗不安薬による。[MSDマニュアルより]
ゴールデンウィーク後半
前半に引き続きカレー欲が続いていたり、文学フリマに行ったり車の運転練習とかしていました。
画像をポンポンポンとアップしていきます
ここも近所のお店ですので、名前は伏せさせてもらいます。
以前は完全なスポーツバー? 的な趣きで、店の中央にはテーブル・フットボールの卓が2,3台出されていたのですが、ターゲットを子供連れに変えたのか店の半分が託児施設のようになり、座るタイプの低いテーブルが2台になっていました。おまけに壁も鏡張りになっていたのでヨガ教室とかができそうなレイアウトに変更されていました。インド人もびっくりな劇的ビフォーアフター。
写真はマトンカレー、ライス、サラダ、ナン、ソフトドリンクで1000円のディナー。
ここのマトンカレーは玉ねぎの辛さが前面に出ていて、なかなか刺激的でした。
米の粒が細長いのでインディカ米系列でしょうか。
一緒に頼んだククリラムのジンジャーエール割り
アルコールを頼むとパパドついてくるのはインドカレー屋では普通なんですかね。
文学フリマにも行ってきました。
ヱスノメソトロジー研究会さんの会誌
まだすべてに目は通せていないですが……
ひのまる呉服店さんの宇宙世紀の統計学マニュアル
ガンダムが題材として扱われているので、めちゃくちゃわかりやすかったです。
カレーの話題に戻って、
中野にあるアジアンスターのワンコインランチ
多分タイ料理屋がインド系の料理も扱っているみたいなお店だったので、チキンカレーがさらさらでタイカレーのような味でした。
ワンコインでナンお代わりOKだからなかなかお得。
またまたカレーの話題から逸れて、
なんちゃって油そば
リュウジ@第5刷決定「やみつきバズレシピ」発売中!@ore825引用ツイートを参考にして、僕は世界の真理に気づいてしまった
2018/04/24 19:30:31
丼に醤油と焼肉のタレとごま油大さじ1ずつ酢大さじ半分、味の素1つまみと茹でた麺1玉入れ混ぜ卵黄と葱乗せるだけで超旨い油そばになるなんて
好みで焼豚、メンマ、ラー油、胡椒、マヨ入れると尚旨いだな… https://t.co/dRp5OoMsd6
醤油、焼き肉のたれ(辛口)、ごま油を大匙一杯ずつ
お酢、ラー油を大匙半分ずつ
卵黄一個
で、確かに油そばっぽくなった。おいしい。
こうやってまとめてみると食生活偏ってるなぁ~
これ以外にもパスタ作って食べてたりするので、体調には気を使わないとダメかもしれません